NetBSD/x68kの話。
$Id: index.html,v 1.36 2002/11/24 09:10:19 isaki Exp $

Nereid バンクメモリディスク

2002年11月24日。Nereid のバンクメモリをディスク(ブロックデバイス) として利用するためのドライバです。

カーネルにこのパッチをあてて GENERIC に以下を追加します。
bmd0    at intio0 addr 0xece3f0
bmd1    at intio0 addr 0xecebf0
カーネルが起動したら
# cd /dev; ./MAKEDEV bmd0
しといて、使う際は
# newfs /dev/bmd0a
# mount /dev/bmd0a /mnt
とかします。


Nereid USB ドライバ

2002年8月11日。NetBSD 本家に commit しました。 まだほとんど動かないので適当に遊んであげてください。

Nereid の USB 部分 (SL811HS/T) のドライバを 書いています。少しだけ動き始めましたので公開します。 ISA バスへのアタッチ部分は主に池原さん <kikehara@suenaga.cse.nagoya-u.ac.jp> によるものです。 以下のような制約があります。ほとんど動いてないじゃん、とか言わないように。 :-) 履歴

vs ドライバ改良版

2002年3月。audio subsystem が改良されたため、以下の問題を修正しました。 現在 NetBSD 1.6-current に入っている vs0 では mulaw およびリニア PCM の ファイルは 18kHz 付近まで再生できます。 周波数変換は行なっていませんので、速度はずれます。_o_

2001年11月11日。現在 NetBSD 1.6-current に入っている vs ドライバには バグがあり、mulaw およびリニア PCM のファイルについては およそ 9kHz 以下のサンプリングレートのものしか再生できません。 以下のパッチをあてることで mulaw およびリニア PCM についても 18kHz くらいまでのサンプリングレートのファイルを再生できるように なります。何故 18kHz かと言うと 15% のレートの違いまで 許容して再生してるからです。15% ルールはこのパッチとは無関係に それ以前からの vs ドライバの仕様です。 動作的には問題ありませんが、本家に突っ込むには変更点が 大きすぎることとコードが汚いことなどから 近い将来の話にはならないと思います。 このパッチも直接は関係ないものがいろいろ含まれてます。

vs-reduce-20011111a.diff は2001年11月11日くらいの NetBSD 1.5Y に 対するパッチです。 vs-reduce-20011118a.diff は2001年11月12日以降くらいの NetBSD 1.5Y に 対するパッチです。vs 以外のドライバでも正しく再生できます。 vs は調子にのって 74.4kHz までの mulaw, ulinear8 を再生できるように してみました。 このパッチを以下の要領であてた後カーネルを作りなおして下さい。
# cd /usr/src/sys
# patch -p < vs-reduce-2001mmdda.diff


X68k 用 Ethernet/USB/メモリ複合ボード Nereid

2001年9月4日。Nereid のイーサネット部分のドライバの 開発は完了しています。USB 部分は現在開発中。

イーサネット部分のデバイスドライバです。

2001年11月11日。Nereid イーサネットドライバを 1.6-current に commit しました。この日付以降の 1.6-current カーネルなら このパッチをあてなくても Nereid イーサネットは利用できます。


X68k 内蔵 SASI 互換コントローラ用ドライバ hdc

X68000/ACE/PRO/EXPERT に内蔵されている SASI 互換ハードディスク コントローラ用の SCSI ドライバ hdc 作成中。 俗にいう SxSI です。sd0 のアタッチには成功していますが ルートパーティションのマウントに失敗する感じです。 昨年9月から一向に進歩してません。 試せる人も少なそうなのであれですが、とりあえずパッチを置いておきます。


X68k 内蔵 ADPCM ドライバ okiadpcm

X68k 内蔵 ADPCM 音源を NetBSD/x68k 1.5 から使えるようにする ドライバを作ってみました。 ネイティブ X68k ADPCM ファイルの再生に加えて ulaw 形式のデータも少し再生できるようになりました。

2001年5月2日、本家ツリーに vs ドライバとして取り込まれましたので ここでのサポートはやめます。 是非 1.6-current の vs ドライバをテストして そちらにフィードバックしましょう。


仮想コンソール

中山さん が 1.3 用に作られた NetBSD/x68k で コンソールを複数画面にするためのパッチがありますが、 これを勝手に 1.5 に対応させてみました。 但しカーネルの中身全然分かってないのでとても内容を 保証できたもんではありません。

下記のフォント切り替えパッチもセットになってます。


フォント切り替え

Human68k では SRAM スイッチで '‾', '¥', '|'(縦線がつながってるやつ) の 3文字をそれぞれ '〜', '\', '|'(縦線にすき間のあるやつ) に 切り替えることができます。 NetBSD/x68k-1.5 でも起動時に SRAM のスイッチをみて この3文字を切り替えていますが、 loadfont(1) コマンドでフォントを変更した場合は このスイッチが反映されません。 そこで NetBSD 1.5 用のパッチを作成しました。

setglyph-15-20010114.diff (2001/01/14) 1562 bytes

このパッチをカーネルにあててカーネルを再構築して下さい。

# cd /usr/src/sys
# patch < setglyph.diff

ちなみに loadfont(1) には変更はいりません。

2001年10月21日。1.6-current にこの修正をつっこみましたので、 そちらをお試し下さい。


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